法儀声明研究会

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11月21日に修学院背振千坊まつりにて声明公演が決定いたしました。 

11月15日に肥前東部地蔵院にて声明公演が決定いたしました。地蔵院

11月23日に大興善寺にて天台大師御影供の奉修並びに声明公演があります。大興善寺

声明とは・・・

大師.png声明とは、古代インドにその起源を持ち「梵唄」と訳されている仏教の古典儀式音楽のことであります。日本で初めて唱えられたのは天平勝宝四年(752)あの奈良の大仏で有名な東大寺の大仏開眼供養会であります。この巨大な大仏を讃える歌声は一大コーラスとなって奈良の山野にこだましたと思われます。しかし、今現在、音や音楽がひしめきいつどこへいっても何かしらの音を耳にしている現代人にとって、あるいは「声明」という声楽は歌詞が難解でメロディーやリズムが何とも単調に響くかもしれません。しかし時代を千二百年前遡らせていただきたい。当時の人々にとってこの声楽はまったく新しい外来音楽であり、きらびやかな衣装をつけた「声明家」は今でいうならテレビで見るアイドルのように女性の人気の的であり、中国伝来の「声明曲」は今でいうなら英語の曲を聞くように響き当時の人々に大変なショックを与えたのです。
 これより仏教儀礼、いわゆる法要で唱えられた声明は深く日本文化に根ざし「浄瑠璃」「長唄」「民謡」に至るまであらゆる後生の「邦楽」の母体になったということは言うまでもありません。日本人である我々は声明の曲の中に必ずそれを感じられることと思います。また、声明用語でいう「呂律」が転じて「あの人は、ろれつが回らない。」となり「塩梅」が転じて「あんばいがいい」となった例が雄弁に物語っています。従ってこの仏教音楽である声明は、単に僧侶の手によって伝承された宗教音楽であるばかりでなく、かけがえのない音楽的文化遺産であることに気付いていただきたい。そしてそれはやがて日本民族の持つ最も簡素な形の中に最も豊かな心を、最も充実した力を表現しようとする、いわゆる「幽玄」「わび」「さび」などと呼ばれる日本民族の持つ「美」であり「心」となっていったのです。この格調高き「声明」という音楽遺産を一千年以上も昔の我々の祖先から受け継いで、失わずにいたことは何とも素晴らしいことかと喜ばずにはいられませんし、またこれから我々の新しい音楽への可能性をそこに発見し、想像、伝承していかねばならないと思います。

「曼荼羅供」という法要で用いる楽曲は「能楽」「義太夫節」「謡曲」から「演歌」に至るまで旋律やリズムに大きな影響を与えたといわれ、日本音楽の源流であるといわれている、声明の中でも代表的なものです。内容は簡単にいえば、この道場に大日如来をはじめ多くの諸仏、諸菩薩をお迎えし花や香を供えて花びらを散らし「いかにすれば我々は悟りの境地に達することができるのであろうか。願わくば秘密の教えを開いて我々のために説いてください。」といった祈りと礼拝の曲です。

ご挨拶

九州西教区法儀声明研究会代表 川口一道

DSC00647.JPGカンボジア・アンコールワット公演にて、雅楽家東儀秀樹氏と今回、いろいろな方のご協力によって、このサイトを開くことができました。関係各位の皆々様、心より御礼申し上げます。
ちなみに、この「法儀声明研究会」(ほうぎしょうみょうけんきゅうかい)とは、まだまだ未熟な我々若いお坊さんが月に数回集まって声明やお経の練習をする会で、平成11年に立ち上げたのですが、「法儀声明研究会」などという大そうなネーミングの為に公演等のオファーが多数あり、どうせなら「現場で覚えてしまえ!」と実力は二の次で見切り発進しまいました。
当時は、一月二回の習礼も2〜3名という時もあり、辛い時期もありましたが、今現在は毎回の習礼にも10名以上の参加があり、恥ずかしくない程度の声明が唄えるようになりました。
公演等も九州内に止まらず、近年はイタリア アッシジ、聖 フランチェスコ教会に於いて雅楽師、東儀秀樹師と共演して参りました。今回は当会からは2名だけの参加でしたが、数年前のカンボジア アンコールワット ライトアップコンサートでも東儀さんとは共演していまして、その際は5名の参加でした。
また、国内でも平成14年に大宰府天満宮での「神仏御縁祭」では筑紫楽組様と本格的な舞楽法要を3時間半かけて行い、また福岡市民会館にて山本成宏先生による創作音楽劇「蜘蛛の糸」にも参加させていただきました。単独公演はアクロスフロアコンサート旧古賀家(佐賀市)「花まつりコンサート」、また大興善寺では毎年、紅葉の時期に行っております。
ここ最近では沖縄鹿児島にて天台声明公演もしてまいりました。
そしてどこかで「天台声明」の文字や音に触れる機会がございましたら、少しだけ興味をもっていただけたら幸いです。

また私個人のHPとして「一道の独り言」という声明研究会での個人的感想をブログ形式で載せさせていただいております。よろしければお立ち寄り下さい。

初級習礼会場

LinkIcon安生寺
佐賀県鳥栖市田代本町

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上級習礼会場

LinkIcon妙覚院
佐賀県三養基郡みやき町白壁2411


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今後の活動予定

初級習礼日 午後19時〜

毎月第3火曜日

上級習礼日 午後19時〜

 10月 8日  19日
 11月 5日  12日  19日
 12月10日  21日
平成22年
  1月13日  25日
  2月12日  22日
  3月11日  13日

公演・法要予定

 11月15日  声明公演 於 肥前東部 地蔵院
 11月22日  声明公演 於 肥前東部 修学院
 11月23日  天台大師御影供と声明公演  於 肥前東部 大興善寺