真光院

村田家祈願所

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御本尊

不動明王・村田家拝領不動明王立像

ご詠歌

法の庭よろずの罪をやきつくす不動の真光世々にうつせし

寺宝

法華経一部八巻

年中行事

修正会・節分会・土用護摩供・秋季大祭・御縁日(毎月二十八日)

縁起

久保田公、村田家、巽方角の祈願所として建立、年代等は不詳開祖は玄清法流にして久保田町下半分の各家、家内安全、五穀豊穣を祈願、十九世林泉和尚二十七歳頃入夫、明治の厳しい師弟関係に悩み生きる道を求め、唐津鏡山十一面観音奥院に一、七日参籠一心不乱に祈ったが、何も得る事が出来ず下山の途中「衆生を救え、しからば道は開ける」と感じ早速下山し衆生強化に専心、不動明王を本尊に十一面観音の加護により加持、祈祷、特に病気平癒、開運を祈る。二十世喜光、宗教法人法令により天台宗に改宗、村田家より寄進の田地を境内に昭和四十九年十月本堂、六十三年参詣者集いの場所に信徒会館、一乗庵を新築、九州三十六不動霊場第二十九番札所と成る。平成七年東京在住者が発起人となり信徒により二十世悲願の守護神十一面観音堂再建、旧暦六月二日と十一月二日は報恩の法楽を修している。

交通アクセス

JR佐世保、長崎、唐津線久保田下車三km徳万交差点を直進思斉小中学信号崎JAGSより左入る

住職の閑話

不動明王は右の手に剣をもち、左の手に索をもち極めて忿怒の相である。左の手の索とは数珠ではなかろうかと思うようになりました。数珠を取り御真言を沢山お唱えする事によって大変不安な世相を生きて行くには必要なもにである。皆様も朝夕の勤行はなさると思います。御真言を数え沢山お唱え頂くなら必ず心願成就、それこそ不動尊の頭上蓮華台に運んで頂き、大安心を頂きほんとうに不動明王様は有難いと感じて始めて、他人に自信をもって、不動信仰を勧める事が出来ます、と信じます。伝教大師法師品讃歌に、この法をもしひとこともとく人はよもの仏のつかひならずや。多くの人々に御真言をお唱え頂き成仏国土、教化衆生に精進して頂きたいと願います。