昌元寺

廃藩により壇信徒の寺へ

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御本尊

阿弥陀如来

ご詠歌

悠々の声にさそはれ辿りつくみのりあふるる昌元の郷

年中行事

修正会・節分会星供護摩大般若祈祷・春、秋彼岸会(塔婆回向)・盂蘭盆・御施餓鬼会(塔婆回向)・お薬師様御縁日(毎月八日)・お不動様御縁日(毎月二十八日)

領内最高の寺格

対馬藩田代領の中心地、旧代官所跡の近くに昌元寺がある。縁起は不詳、『佐賀県地名辞典』によると、往事は昌元寺町にあったが、寛文四年現地に移したという。僧良盛の開基説もある。藩政時代に藩主宗氏の位牌所で、境内は除地。当寺は、領内最高の寺格を有したと云う。

藩主宗氏の庇護

初代藩主義智は、朝鮮の役で途絶えた日朝貿易を回復、その功により肥前基肄・養父郡を所領し115た。昌元寺は、初代義智が田代領内における祈願所として創建したのではないか。鳥栖市立田代小学校の校章は、宗家の御家紋であり、田代小学校の出発は、昌元寺からとのこと。庭園に面し、茶室、道心庵と宝形造りの観処、凌雲閣では写経もできる。

交通アクセス

JR鳥栖駅より車で五分JR田代駅より徒歩で十分高速鳥栖インターより車で五分