妙観院

妙観院.psd

御本尊

聖観世音菩薩

寺宝

扁額書聖中林梧竹翁の「金剛輪堂」・寶篋印石塔一基

年中行事

四月十日施餓鬼会・十月檀徒総回向

縁起

当院は小城市と佐賀郡の境に位置し長崎街道と唐津街道のほぼ分岐点に位置する。現在でも交通の便の最も良き所である。近来周囲の田園は滅りつつあるが昔は街道を行く善男善女の心の寄りどころであり往来する人々の心をなごませてくれたのであろう。本堂に入ると書聖として著名な梧竹翁の「金剛輪堂」と書いた額が掛かかっている。作意は不明であるが妙に周囲の環境と均り合っている。この寺の歴史は江戸時代に始まるが明確ではなく県立図書館蔵の「天台由来」によれば左記の如くである。
開山叡昌法印慶安三庚寅八月二十四日・二代叡厳法印・三代叡長法印・四代叡元法印・五代叡慶法印・六代叡全法印・七代亮海法印・八代叡寛法印・九代叡寿法印・十代叡教法印・十一代叡覚法印・十二代覚圓法印・十三代叡信法印以後資料無く不明であるが参考文献として記した。
当院は小城新四国第六十九番札所

交通アクセス

電車・JR長崎線、唐津線久保田駅下車徒歩十四分。バス・昭和バス佐賀西唐津間経由山領下車徒歩三分