見明寺

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御本尊

薬師如来(安阿弥作)

ご詠歌

道行きやさきながくしてちぢれいし、病ひ、おろせと、るりの山寺

寺宝

過去帳(元禄三夷午月彼岸日)

年中行事

節分会、誕生会、施餓鬼会、毎月八日薬師護摩供祈願

縁起

鎌倉時代千葉氏(常胤)を大檀那として創立、開基不明、現存する過去帳什物帳は室町時代永正年中作成なるものを元禄三年に豪深書写すとある。確実なる史料不足であるが世代を数うるに名を残す事、三十八代なり。千葉氏隆盛の頃は当村近在に於て妙見信仰が栄え当寺東北に在る社がそれである過去帳には採燈護摩供の記も見え国運並に武運を祈らしめていたと思われる。江戸天明年中に伽藍焼失し寺宝、文書等を失う維新の廃仏にて所領を失い昭和二十年代に入り中興とす。従来新築の必要に迫られ檀家少数で毎月積金をしていたが、補修にも事欠き、新築など不可能でしたが、平成五年節分の折り総代会で本堂新築に意見が一致し、四月檀家総会を開き本堂新築原案を提案、庫裏は本堂完成後検討する事にしました。総代が檀家を訪問し賛同を求め、幸い皆様の理解を得平成八年八月本堂完成、引続き庫裏も完成八年十一月二十三日落慶法要が盛大に行なわれ寺檀信徒協力のもと益々参詣者の喜びも格別である。

交通アクセス

多久ICより一〇分駐車場有、普通車二〇台可、大型バスは多久ICを下って国道二〇三号を佐賀方面ホテル峠の案内板より左折公民館広場に駐車、JR唐津線小城下車一、五kmバス唐津行西晴気下車二〇〇m