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本当の幸福 |
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『健康は最上の利益、満足は最上の財産、信頼は最上の縁者、心の安らぎこそは最上の幸福なり』 これは心の安らぎを説かれた言葉です。 お釈迦様は、八十歳という高齢に達するまで教えを説かれるため歩き続け、托鉢しつづけたお方です。そうした力がどこからきたのでしょう。先ずは、第一に健康であることでした。「お釈迦様がお亡くなりになった時、そのお足は、象のようだった」と弟子たちが語るように、その脚力も素晴らしかったに違いありません。 「健康は、人間に最もらしい利益をもたらしてくれる原動力である」といわれる言葉には、お釈迦様の実感が込められていると思います。 『満足は、最上の財産』 これは、インドの諺になっているそうです。足ることを知ること、それが最も素晴らしい財産だといっているのです。尽きない欲に振り回され、不満を抱いているよりも、少しの欲で満たされている人の方が幸せだし、安らいでいることが出来るという教えです。 『信頼は、最上の縁者』 まさにそうです。いくら友をもち、親類が沢山いても、信頼感をもつことができなければ、ただの他人と同様なわけです。信頼する人がおれば、一人でも充分です。縁者の数よりも、信頼という関係が大切なのです。 最後に、 『心の安らぎこそは最上の幸福』 であるとおっしゃっています。優しい妻や、可愛い子供に囲まれて生活していても、自分に安らぎがなければ、家族の意味が消えてしまい、また、自分に安らぎがなければ、家族も落ち着きません。それではいけませんね。 皆さんも、人間の本当の幸福について、考えてみてください。
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