行願寺

行願寺.psd

御本尊

阿弥陀如来(行基菩薩作)

年中行事

両彼岸前半は檀徒が寺に参詣後半、寺より檀家にお参りに行くお盆参り

縁起

行願寺は、宗祖伝教大師最澄が桓武天皇延暦二十三年(八〇四)七月頼命に仍り、藤原葛野磨を遣唐大使とする遣唐使の一行として渡唐されるに当り海上安穏を祈願して秘法を厳修された霊地であります。本寺の創建は古く、行基菩薩(六七〇ー七五二)によるものと伝えられる本尊阿弥陀如来像はその作とも言われています。爾後慶安二年(一六四九)良悦法印の代に至り、黒田家二代藩主黒田忠之公より七十石を公給せられるところとなりました。なお、本寺は古来病魔や火難除けの道場としても名高く、石城三十三ヶ所観音第二十五番札所となっております。開山以来、現住職まで三十六世を継承し今日に至っております。当寺は太平洋戦争の福岡大空襲5に遭い本堂はじめ寺院建物の一切が焼失した。寺域も戦後の都市計画の為大きく減じた。当時応急的に建築した本堂、納骨堂は四十余年の歳月を経て、腐朽甚だしく再建を迫られていた。昭和六十二年六月、檀徒総会において発議された再建計画は満場一致可決、直ちに着手の運びとなった。然し少数の檀徒で多額の建設費負担の事情を考え勧募の期間を緩かにしたため本堂、納骨堂、檀信徒会館、山門寺塀全ての完工には十五年の歳月を要した。落慶には比叡山小林隆彰師の臨席を得、一同安堵と法悦に生涯忘れ得ぬ感銘の法要であった。

交通アクセス

①博多駅隣り交通センターバスターミナル1階3番乗り場(明治通り経由)百円バス全車①③⑤⑫⑬○40○56○57番・川端町博多座前バス停下車、北西へ徒歩15分、博多中学校前、又は、2番乗り場(昭和通り経由)②○32番・博多五町バス停下車、北西へ徒歩10分、博多中学校前②博多駅中央口を背にして左手、西日本シティ銀行前、Fバス乗り場○46○63番・天神経由博多埠頭行対馬ツマ小路バス停下車、南東へ徒歩2分③博多駅よりタクシーで8分④西鉄大牟田線電車「西鉄福岡駅」終点下車・バス乗り換え天神ソラリアステージビル前バス乗り場番号「2―A」○25番貝塚駅行○46○63○161番博多埠頭行、○80番中央埠頭行対馬小路バス停下車、徒歩2分⑤西鉄福岡駅よりタクシーで5分