円珠院

横山八ヶ村の守り本尊

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御本尊

不動明王不動明王座像で、播州書写山円教寺の開基性空上人が背振山で修業中、四十一歳の時、西暦九五〇年性空上人初老厄入の作なるを以って厄除不動と称している。

横山八ヶ村とは

曲渕・石釜・西・内野・板屋・椎原・脇山・小笹

年中行事

一月二十七日(ことなし祭り)不動明王無難祭・七月二十七日(ごまたき)不動明王夏祭り

縁起

開眼以来一〇五九年にわたり法灯を相続しているなかで、早良郡出身で、第二十代天台座主になった餘慶上人(九一九~九九一)は脇山村に明王院を開創し横山三社宮と共に祭祀した。早良郡内神社、寺院の統轄寺であった。しかし、室町、江戸時代二度の火災に会い堂宇全焼。不動明王座像のみ難をのがれたが堂宇復興な33らず受難の時代が続いた。その後、江戸時代一七一二年不動明王は縁あって広瀬三社宮境内に迎えられ現在に致っている。(二〇〇九年現在)