大泉院

白石平野五穀豊穣祈願の寺

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御本尊

不動明王

年中行事

一月一日修正会・二月三日節分会・毎月二十八日縁日祈願

縁起

開基不詳、元、玄清法流寺院昭和二十六年宗教法人法により、天台宗に成る。先々代頃より白石平野農家を主に毎月、日切りしてお参りし、主に五穀豊穣、病気平癒を祈願していた。時代の変遷と共に願意も変わり海上安全、交通安全、家内安全、海苔豊作、学業上達、等祈願するようになる。先代良俊和尚は、牛尾山を中心に行われていた、峰入に数回参加している。戦前は、修行者も多く、別当坊先先住清心様を始め、豊前坊先住元正様、法性院先住慶隆様、砥川の福地坊、円正坊先先住正道様小城晴気、中禅寺様、納所の樋口様、江北町の坂本坊、福富の木室様、鹿島の朝日契信様、北方定琳坊様。生存者では、岩蔵寺勝俊様二回松本寺、真学様二回、昭和三十五年、円正坊正心様を最後に今は行われていない。三月末より四月にかけ二十一日間でしたので物心共に大変な修行だった事が解かる。その行者様達は、毎月六日当番寺院に集り、南無神変大菩薩の宝牘を作り懴法、和讃を唱え令法久住、利益人天を祈願する行者講が近年まで行われていた。今、白石平野では、米麦を始めレンコン、玉葱、等農作業に専念する人々の安全と共に、豊穣を祈り続けている。

交通アクセス

祐徳神社、鹿島方面行き、白石中学下車徒歩二十分JR長崎線白石駅下車タクシー十分